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2021年10月14日

慢性腎臓病について

開邦クリニック院長の上原正照です。

腎臓は、血液中の老廃物を排出するフィルターの機能があります。
腎機能は年齢とともに低下します。
性別、年齢を勘案して血中クレアチニン値から腎機能を推察します。

具体的には、e-GFRという値を使用します。
e-GFR(推算-糸球体濾過量)の単位はmL/分です。
e-GFRが60以下で3か月続けば、慢性腎臓病(CKD)と診断されます。
※CKD(Chronic Kidney Disease)

フィルターに異常をきたして、
🔸血液に必要な蛋白が漏れると蛋白尿が検出されます。
🔸フィルターに炎症があれば血尿(潜血)がでます。
e-GFRの数値と検尿所見で重症度を判定します。

腎機能を悪化させないためには、特に血圧管理が重要です。
悪化因子として糖尿病、脂質異常症のコントロールも大切です。

慢性腎臓病について


慢性腎臓病について
(院長 上原 正照 )

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