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2021年04月29日
黒色便(タール便)について
開邦クリニック院長の上原正照です。
黒色便(タール便)とは、コールタール(石炭)の様な、黒色、泥状の便のことです。
なぜこのような便になるかというと、消化管からの出血によるものです。
出血量が50ml以上(リポビタンD容器の半分以上)でタール便になります。
出血源は主に胃、十二指腸が多く、潰瘍や炎症です。
腹痛を伴うことが多いです。
他にも、
食道や小腸の病変
右半分の大腸の癌
憩室
などが原因の場合があります。
自覚症状が乏しい症例もありますので、
便の性状を観察するようにしましょう。
出血が、薬の副作用のケースも少なくありません。
鎮痛剤、抗血小板薬、骨粗しょう症の薬などは注意を要します。
黒色便(タール便)があれば、速やかに受診することが大切です。


(院長 上原 正照 )

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出血源は主に胃、十二指腸が多く、潰瘍や炎症です。
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他にも、
などが原因の場合があります。
自覚症状が乏しい症例もありますので、
便の性状を観察するようにしましょう。
出血が、薬の副作用のケースも少なくありません。
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黒色便(タール便)があれば、速やかに受診することが大切です。


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Posted by 開邦クリニック at 09:09│Comments(0)javascript:preview('/admin/template-preview','archive');
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