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2022年11月02日

整形外科でよく使用される薬の注意点

開邦クリニック院長の上原正照です。

🔹鎮痛剤(非ステロイド抗炎症薬)
ロキソニン、ボルタレン、セレコックスなど多数あります。
市販薬もあり、感冒薬にも含まれています。下記の副作用に注意しましょう。
 胃腸障害:胃がただれたり、潰瘍ができます。空腹時服用しない、胃薬を併用する、タール便がないか確認するなどしましょう。
 腎障害:下痢、嘔吐、発熱など脱水状態で起こりやすいです。
 水分を十分補給することが大切です。
 草刈りなどの作業でも脱水になることがあります。
 腰痛、筋肉痛があっても水分摂取を優先しましょう。
 他に肝障害、アレルギーなどがあります。
 市販感冒薬などで喘息症状がでたり、
 鼻にポリープや副鼻腔炎のある人は注意しましょう。

🔹神経障害性疼痛緩和薬
リリカ、タリージェがあります。
 高齢者では転倒に注意しましょう。
 浮腫にも注意して定期的に体重測定しましょう。
 めまい、眠気などもよくみられます。腎機能悪化では発症しやすいです。

🔹活性型ビタミンD3
ロカルトロール、アルファロール、エディロールなど
 骨粗しょう症に使用されます。
 腸管からカルシウム吸収を促進します。
 定期的に血中カルシウム濃度を測定しましょう。

高齢者では高血圧、高脂血症などの薬を服薬する人が多く、
医師や薬剤師に情報を共有することが大切です。

整形外科でよく使用される薬の注意点


整形外科でよく使用される薬の注意点
(院長 上原 正照 )

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